心理的筋肉を鍛える4つの呪文

心理的筋肉とは

レジリエンス(resilience)は、「回復力」「復元力」「耐久力」「再起力」「弾力」などと訳される言葉で、「困難をしなやかに乗り越え回復する力(精神的回復力)」として注目が集まっています。

そして、レジリエンスを高めるためにレジリエンス・マッスルという言葉が使われます。このレジリエンス・マッスルが心理的筋肉です。

この筋肉を日常から鍛えることが困難をしなやかに乗り越える力となります。

レジリエンス・マッスル4つの呪文

心理的筋肉を鍛える4つの呪文があります。
以下の4つです。
I can (わたしはできる)
I have (わたしには友人がいる)
I like (わたしは〜が好きです)
I am (わたしは〜である)

なぜ、この呪文がレジリエンス・マッスルを鍛えることにつながるのでしょうか。

「I can」(わたしはできる)

この呪文は自己信頼心を高めます。自分にできると信じることは、困難に対処する際に重要です。過去の成功体験を振り返り、自分の能力を肯定的に評価することで、未来の課題にも前向きな姿勢で取り組むことができます。

「I have」(わたしには友人がいる) 

人間関係の重要性を示しています。友人やサポーターがいることで、困難な時に支え合えます。社会的なつながりや支援は、ストレスや逆境に対する強さを高め、レジリエンスを向上させます。

「I like」(わたしは〜が好きです) 

興味や趣味を持つことは、精神的な健康に寄与します。好きなことに時間を費やすことで、ストレスを和らげ、ポジティブな気分を促進します。趣味を通じて自分自身を表現し、心のバランスを保つことができます。

「I am」(わたしは〜である)

自己認識や自分自身への理解を示しています。自分の強みや弱みを受け入れることで、困難に対処するための内面的な強さが育まれます。自分自身に対して優しく、現実を受け入れることが、レジリエンスを高める一環となります。

まとめ

これらの呪文を日常的に意識し、実践することで、心理的なレジリエンスを鍛えることができます。自分自身に対するポジティブな言葉や考え方が、困難な状況に対処する力を強化し、精神的な強さを築く手助けとなります。

先行き不透明な2024年をしなやかに乗り越えるためにも、4つの呪文を心の習慣にしてください。

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