1分で話せ

伊藤 洋一/SBクリエイティブ

「1分で話せ」の表紙

こんなリーダーにおすすめ

・メンバーにもっと動いてもらいたい。
・チーム内のコミュニケーションの質を高めたい。
・誰もがわかりやすい話ができるようにしたい。

ざっくり目次

はじめに
 私は、人に何かを伝えることが本当に苦手だった

序章 そもそも「伝える」ために考えておくべきこと
   ―うまいプレゼンより、「動いてなんぼ」

第1章 「伝える」ための基本事項
・相手は誰か? どんなことに興味があるのか?
・ゴールは何か ―「理解してもらう」はゴールにならない
・結局、動かしてなんぼ ―「きれいに話す」のは目的じゃない

第2章 1分で伝える
   ―左脳が理解するロジックを作る

・てっぺんのないピラミッドになっていないか
・考える=結論を導き出す
・根拠は3つ
・意味がつながっていれば「ロジカル」

第3章 相手を迷子にさせないために「スッキリ・カンタン」でいこう
・集中して聞いてもらうための「スッキリ・カンタン」
・言葉もスライドも「スッキリ」が鉄則

第4章 1分でその気になってもらう
   ―右脳を刺激してイメージを想像させよう

・正しいことをいうだけでは、人は動かない
・人は、イメージを想像することで、感情が揺さぶられる
・イメージを描いてもらうために行なう2つのこと

第5章 1分で動いてもらう
・「超一言」で包み込む
・「ライブでダイブ」―プレゼンもアーティストと同じ

第6章 「伝え方」のパターンを知っておこう
・伝えたい言葉はあるか
・動かしてなんぼ

第7章 実践編
【会議】とっさに意見を求められて真っ白になる
【プレゼン】自分の話を聞いてくれているような気がしない
【上司への提案】プレゼンではなく、「対話」を意識しよう
【取引先との商談】―提案よりも「問題解決」で信頼を作る
【ファシリテーション】広げて絞る流れを意識しよう

内容

本書では、自己紹介やプレゼンテーションにおいて成功するために必要なスキルである1分以内で相手に伝える方法について解説しています。

自己紹介は、ビジネスにおいて非常に重要な機会であり、相手に自分自身をアピールする機会でもあります。そのため、自己紹介は簡潔でシンプルなものであるべきであり、自分自身を明快に説明することが重要だと指摘しています。また、自己紹介を行う際には、相手の視点から自分自身を見ることが大切であると述べています。

次に、本書ではプレゼンテーションの作成方法について解説されています。プレゼンテーションには明確な構造が必要であり、自己紹介を含めた冒頭で相手に自分自身を紹介することが重要であると述べています。また、プレゼンテーションには、視覚的な要素を取り入れることで、相手に印象を与えることができるとも指摘しています。

心に残ったフレーズ

19P8行目
 チームの力を最大限活かすためには、自分の主張を相手にしっかり伝え、理解してもらい、動いてもらう力、すなわち「プレゼン力」が必要です。私が言うプレゼン力とは、人前で発表するスキルでも、話すスキルでもありません。人に「動いてもらう」力です。
 聞き手はそもそも8割方聞いていないし、理解もしていない。であれば、それをそもそも理解したうえで少しでも相手の頭に残し、相手が動くためにはどうしたらいいか、の勝負になります。

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