amazonのすごい会議
佐藤 将之(著)/東洋経済新報社
こんなリーダーにおすすめ
・とにかく会議全般に悩んでいる
・いつも同じ人しか発言しない
・意味の無い会議が苦痛だ
ざっくり目次
はじめに なぜ「アマゾン」の会議に学ぶのか?
CHAPTER 0 改善に着手する前に考えたいこと
アマゾンが「減らしたい会議」
「増やしたい会議」
CHAPTER 1 会議の効率化は資料作りから始まる
アマゾン流 資料作成のルール
CHAPTER 2 最速で最高のジャッジを下す
アマゾン流 意思決定会議
CHAPTER 3 新規事業や改善提案が次々に生まれる
アマゾン流 アイデア出し会議
CHAPTER 4 プロジェクトを確実に前進させる
アマゾン流 進捗管理会議
CHAPTER 5 会議を機能&活性化させる
アマゾン流のOLP
CHAPTER 6 我が社の会議、どこから手を付ける?
会議をスリム化するヒント
おわりに
内容
アマゾン会議の不思議なルール
「会議は沈黙から始まる」
「会議の資料は2種類のみ。1ページか6ページ」
「パワーポイントは不可、文章で描く」
「出席者の数の上限は〝ピザ2枚分〟」
実はアマゾンの会議には、創業者ジェフ・ベゾスを中心としたアマゾンの経営陣が、様々な試行錯誤の中に生み出した英知が詰まっています。世界最強企業の成長を支える原動力である「会議の技法」を初公開!
心に残ったフレーズ
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一般的には、何かを計画するときには、現在の立ち位置から未来を見据えて計画を立てると思います。つまり、現在の実力、現在の市場の環境等を考慮し、積み上げて考えていくやり方です。
アマゾンの「シンキング・バックワーズ」は、その反対のアプローチをとります。最初にゴールを決めておき、それに向けて何をすればいいかを考えるのです。
「積み上げ方式」の限界
ゴールを先に設定し、そこから「何をしなければならないか」と考える。このシンキング・バックワーズの考え方は、資料作成だけでなく、アマゾンでは、予算編成や新規プロジェクトの提案など、ビジネスの様々な場面で用いられています。
というのも、目の前にあることを積み上げていくようなやり方では、アマゾンのように、何度もイノベーションを起こし、大きく成長する企業を持続させることは難しいからです。