シェアド・リーダーシップ チーム全員の影響力が職場を強くする

石川 淳/中央経済社

こんなリーダーにおすすめ

・メンバーの主体性を引き出したい人
・1人で抱え込みがちなリーダー
・若手・新任リーダー

ざっくり目次

まえがき
イントロダクション
第1部 効果的なリーダーシップを発揮するために
 第1章 リーダーシップ持論とは?
 第2章 なぜリーダーシップ持論が有効なのか?
 第3章 持論を鍛える
 第4章 リーダーシップ理論の重要性

第2部 シェアド・リーダーシップについて
 第5章 リーダーシップをシェアするという考え方
 第6章 シェアド・リーダーシップの特徴
 第7章 シェアド・リーダーシップの効果
 第8章 シェアド・リーダーシップが効果的な場面
 第9章 シェアド・リーダーシップに関する3つの誤解
 第10章 日本企業とシェアド・リーダーシップ

第3部 職場をシェアド・リーダーシップにするために
 第11章 分化と統合の実現
 第12章 職場の分化促進
 第13章 職場の統合促進
 第14章 信頼の醸成

クロージング リーダーシップの持論,再び
あとがき

内容

本書は、特定のリーダーだけでなく、職場の全員が状況に応じて影響力を発揮する「シェアド・リーダーシップ」という新しい考え方を解説する一冊です。

従来のトップダウン型とは異なり、メンバー同士が支え合いながら目標達成に貢献する状態を重視し、その有効性を最新のリーダーシップ論や組織行動論の知見をもとに明らかにします。悩む同僚の話を聞く、職場環境を整えるといった日常的な行動もリーダーシップと捉え、特別な訓練がなくても実践できる点が特徴。

豊富な事例を通じて、モチベーションや職務満足、業績を高めるチームづくりのヒントを提示する1冊です。

心に残ったフレーズ

80ページ10行目
 内発的モチベーションの研究は、自己効力感や自己決定感を感じられる仕事をしていると、その仕事に対する内発的モチベーションが上がることを指摘している。自己効力感とは、先述したとおり、ある課題を達成するうえで必要な能力を有していることについての信念である。また。自己決定感とは、目標や目標達成のプロセスについて、他人からの指示ではなく、自らの意志で決定している、という信念である。
 シェアド・リーダーシップは、職場のメンバーの自己効力感や自己決定感を高める。職場がシェアド・リーダーシップの状態であるということは、各メンパーが必要に応じて発言したり、自主的に行動したりすることが許されている、ということである。上司の指示通りに動くことが求められる職場に比べて、自らが決定しているという感覚は強くなる。また。自ら決定して動いていると感じることができれば、自らが有する能力や情報を効果的に使うことができているという感覚、すなわち自己効力感も高くなると思われる。

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