君は戦略を立てることができるか 視点と考え方を実感する4時間
音部 大輔/宣伝会議

こんなリーダーにおすすめ
・企画力を養いたい
・推進力をアップしたい
・チームの戦略思考を高めたい
ざっくり目次
はじめに
CHAPTER1:「戦略の捉え方」についての30分
CHAPTER2:「戦略のつくり方」についての120分
ステップ1:目的を明示する
ステップ2:目的を再解釈する
ステップ3:資源を探索する
ステップ4:資源優勢を確立する
ステップ5:文章に書く
ステップ6:組織に展開する
CHAPTER3:「戦略に関わる6つのポイント」についての60分
その1:戦略の効用
その2:戦略か、実行か
その3:選択と集中
その4:ダブルパンチと全砲門一斉解放
その5:強いことと、優秀であること
その6:練習の仕方
CHAPTER4:おまけ「成長と経験値」についての30分
おわりに
内容
「戦略という考え方を初めて理解し、体感できた」「短時間で全体像だけでなく、つくり方の手順までよく分かった」――反響続々の大人気講座が、ついに書籍化。
本書は、音部大輔氏のロングセラー『なぜ「戦略」で差がつくのか。』をベースに、マーケター向け戦略立案講義4時間分のエッセンスを凝縮した一冊です。曖昧に語られがちな「戦略」を明確に定義し、思考の道具として使いこなす視点とプロセスを、具体例とともに解説。目的・資源・再解釈という核心的な考え方を通じて、目標達成の確率を高める仕事の進め方が身につきます。
日米のP&Gやユニリーバ、資生堂でマーケティング組織を率いてきた著者ならではの実践知は、若手からリーダー、マネージャーまで必携。ビジネスはもちろん、戦略を必要とするすべての人におすすめです。
心に残ったフレーズ
42ページ1行目
「社長から「わが社の課題を見つけるように」と言われました。何かヒントをください」「売り上げが足りないので、課題は売り上げの問題かと思うのですが、これで正しいですか?」
こうした相談を受けることがあります。課題を見つけようとする時に、同業他社と比較して「ここが強みで、あそこが弱みだ」といった分析や、「昨年に比べて、この分野は成長しているが、あの分野は落ちている」といった評価をすることがあります。しかし、これらの分析では、本質的な課題は見えてきません。分かるのは、競合や過去との違いだけです。
本質的な課題とは、競合や過去との違いではなく、「達成したい状況」と「現状」とのキャップです。達成したいことが曖昧なまま課題はどこかと探しても、見つかるものではありません。もし課題が見えてこない時は、課題を探すのではなく、まず「達成したい状況」、すなわち「目的」を明確にしましょう。目的が明確になれば、現状とのギャップが見えてきて、課題も自ずと明らかになります。

