わけるとつなぐ

深沢 真太郎/ダイヤモンド社

こんなリーダーにおすすめ

  • 職場の問題解決の方法がわからない
  • 論理的に考える力がほしい
  • 問題の本質をつかみたい

ざっくり目次

 はじめに 「正解」のない世界で100年生きるすべてのひとにへ
 主な登場人物紹介

 第1章 考える=「わける」と「つなぐ」
  1 人生が楽しくなかった女子高生
     変わりたいけど、変われない

  2 1回も勝てないサッカー部
     才能がないなら、考えるしかない

  3 「論理思考」のシンプルな本質
     「ちゃんと考える」の正体

  4 「数学がきらいになった理由」を考える
     それは、いくつの要素にわけられるか?

  5 「勝ちたい」と本気で思ったなら

  

 第2章 「わける」とポイントが見える
     「つなぐ」と答えが出せる

  6 1日目 〜勝てない理由を考える〜
     できるだけ細かい要素にわける

  7 2日目 〜”ちゃんと考える”で本当に勝てるのか〜
     納得していない人間は動けない

  8 3日目 〜私たちはどこで勝負するのか?〜
     わけて、つなぐ。わけて、つなぐ。

  9 4日目 〜”気持ちの問題”の重要性を再考する〜
     人が動くとき、知識やスキルよりも大切なもの

  10 5日目 〜合理的なのはどっち?〜
     「結論」は、いくつにわけられるか?

    補講 〜”わける”をわける
      「要素のわける」と「比較のわける」

  

 第3章 「考える」の先にある宝物

   11 秋晴れのキックオフ

   12 決着

   13 サンドロは何を教えたのか?
       フレームワークと「わける」と「つなぐ」

内容

本書は、一度も勝てなかった女子高の弱小サッカーチームが、「わける」と「つなぐ」だけを駆使した「考える練習」で勝利するまでのストーリーをベースに進んでいきます。

どんな問題も、たった2つの行為で答えは出せる。この短いストーリーを追体験することで、正解のない問いにぶつかった時に、「わける」と「つなぐ」というたった2つの行為で自分だけの答えを見出す方法です。
高校生から社会人まで、誰でも「論理思考」本質をつかめる、画期的な入門書です。

心に残ったフレーズ

6ページ2行目
 たとえばあなたがビジネスパーソンなら、これからも「正解のない問い」に日々直面することでしょう。どうすれば会社の業績が上がるか。どうすれば自分のモチベーションが上がるか。Googleで検索しても正解は見つかりません。
 
 (中略)
 
 そんな世界でおそらく100年生きる人に必要なことは、「正解のない問い」に対する向き合い方です。逃げずに向き合い、自分で答えをつくり、そしてその答えを信じて勝負する。もちろん私も、それをし続けるひとりです。

 この物語は、あなたの物語です。この先、あなたの人生にもこの物語と同じような局面がきっとあります。「ちゃんと考える」とは何をすることなのか。「正解」のない問いにどうやって答えを出すのか。主人公は、あなたです。

〈リンク〉
Good Team Relationsのリーダーシップ開発

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