「自分の言葉」で人を動かす

木暮 太一 (著)/文響社

「自分の言葉」で人を動かすの本の表紙

こんなリーダーにおすすめ

  • 「自分の言葉を」持ちたい
  • 伝えたいことをうまく言語化できない
  • 何が言いたいのかわからにと言われてしまう

ざっくり目次

あなたは、自分の言葉で、誰かを動かすことができますか?

第1章
「教えたいこと」で
あなたの世界はこんなに変わる

  大切なことは、定食屋のおかみさんが教えてくれた
  「人を動かす伝え方」には3つの大きな勘違いがある
  「教えたい」は、「言いたい」と「認められたい」の中間視点
  「本当に教えたいこと」を書いたら、読者に「人生が変わった」と言われた

第2章
人を動かす「自分の言葉」を
引き出すメソッド

 ステップ1 「自分の言葉の作り方」を身に付ける
  感情の「震源地」に目を向ける

 ステップ2 「相手を動かす言葉の選び方」を身に付ける
  誰に話すかによって、話すポイントを決める

 スタップ3 「言葉の力を強くする方法」を身に付ける
  なぜ「教えたい!」と思うのか、理由を付け加える

第3章
「教えたいこと」で、
あなたの言葉が武器になる

  「ありがとう」と喜ばれる自然な褒め方で人を褒めたい
  「今度詳しくお話を聞かせてください」と言われる自己紹介をしたい
  「もうちょっと話したいな」と思われる楽しい雑談がしたい
  「これ、どう思う?」のような漠然とした質問に、うまく切り返したい

おわりに

内容

「自分の思いを上手く伝えられない・・・」
コミュニケーションにおいて、 じつに2人に1人が悩んでいると言われているのが、この現象です。

著者、木暮太一氏は、フジテレビ『とくダネ! 』などで人気のコメンテーター。
また、説明力講座を主催するなど 「伝え方のプロフェッショナル」として活躍しています。

そんな木暮氏が、「作文なんて嫌い」と言っていた子どもたちから 原稿用紙がいっぱいになるくらいの「自分の言葉」を引き出す 奇跡の作文指導をヒントに導き出したのが、本書のメソッド。

営業、プレゼン、部下指導などのビジネスシーンから、 友人との雑談、映画や本のレビュー、SNS用の文章など、 あらゆる場面で「相手の心をつかむ自分の言葉」を引き出す方法を伝えます。

心に残ったフレーズ

83ページ7行目
 自分の言葉を作るには、自分の感情の山場だけを切り取って表現すること。”全体”よりも”部分”のほうがあなたらしさが出せるのです。そのためには、自分が教えたいと思ったワンシーンや、ワンポイントに絞ればいいのです。
 「情報を絞る」ということは、「自分の視点で情報を切り取る」ということ。つまり。出来事を「自分なりに編集して、自分なりの切り口で表現する」ということです。それが、自分の意見、感情、目の付けどころになります。
 これがあなたらしい言葉を形作り、あなたに意見を聞いてよかった、と思ってもらえる個性的な言葉になるのです。どの部分を切り取らなければいけないという決まりはありませんし、「一版的にはどうでもいいこと」を切り取ってもいいんです。

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