こうして社員は、やる気を失っていく

日本実業出版社/松岡 保昌

こんなリーダーにおすすめ

・メンバーのモチベーションを上げたい
・職場を活気づけたい
・リーダーとして取り組むべき優先順位を知りたい

ざっくり目次

はじめに

第1章 企業力格差は「モチベーション」に起因する
「やる気」は個人の問題ではなく、職場の問題
 モチベーションを高めるためにすべきは、まず「下げる要因」を取り除くこと
 強い会社とそうでない会社を分かつのは、社員の「当事者意識」

第2章 「社員がやる気を失っていく上司」に共通する10の問題と改善策
 目を見て話さない。目を見て話せない・・・メンバーとまともに向き合わない上司
 コントロールできる部分を与えない・・・・1から10まで指示する上司
 部下の仕事を横取りする・・・・・・・・・いつまでたっても「自分が主役」の上司

第3章 「組織が疲弊していく会社」に共通する15の問題と改善策
 個人が仕事を抱えすぎている・・・・・不平等で不満ばかりの組織
 前例と成功体験から抜けられない・・・新しいものを生み出せない組織 
 管理職が逆ロールモデル・・・・・・・目指すべき人物が不在で不幸な組織
 いつもピリピリしている・・・・・・・不機嫌、不安、不快がはびこる組織

第4章 こうして社員が変わり、会社も変わっていく
    〜「組織心理」に基づいたマネジメント〜
 創造性を求められる時代、緊張感は逆効果・・・・「心理的安全性」の確保が大前提
 「見えない報酬(感謝、承認)」を大切に扱う・・「欲求」のメカニズムを理解する
 組織をかたちづくるのは、自分たち1人ひとり・・・「使う言葉」が企業文化をつくる

おわりに

内容

「こうして社員は、やる気を失っていく」は、組織内の社員がやる気を失っていく原因を解明し、解決策を提示することを目的としています。

本書は、組織文化、経営方針、従業員のキャリアアップなどが社員のやる気に影響する要因について解説します。また、組織の仕組みにおいて社員のやる気を向上させるためのアプローチや手法を提供しています。

さらに、社員のモチベーション向上のためのマネジメントやリーダーシップのポイントにも触れます。組織内の社員のやる気を向上させるために役立つ情報を多く含んでいます。

心に残ったフレーズ

 人間心理を徹底的に考え抜く。
 これは私が仕事に臨む際のスタンスです。新しいものを生み出すのも、新しいことに挑戦するのも、すべては「人の気持ち」次第だからです。
 ぜひ、「やる気」に満ちた、モチベーションの高い人が集まる会社にしてください。「やる気」に満ちた会社には、主体性が生まれます。それこそが「強い会社」の源泉です。

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