Good Team Relations(グッドチームリレーションズ) はたらく仲間のつながり再構築

事例:チームにはびこる4大マイナス体質

カルテ1

ことなかれ体質

カルテ2

ネガティブ体質

カルテ3

個人プレー体質

カルテ4

リーダー依存体質

チーム内にいつのまにか習慣化してしまったコミュニケーションスタイルの中には、チームパフォーマンスを低下させてしまうケースがあります。それが[ことなかれ体質][ネガティブ体質][個人プレー体質][リーダー依存体質]の4大マイナス体質です。これらがはびこるチームは、土台であるインフラとしてのコミュニケーションを修繕しない限りグッドチームへと成長することは難しいのです。

カルテ1

ことなかれ体質

事務機器販売会社のある営業チーム

メンバーの仲は良く、リーダーはチームワークの良さが強みだと思っていた。しかし、チームへの会社からの評価は芳しくない。なぜなら、成果(業績)が芳しくないのだ。リーダーは結果はいずれ出せると思っているが・・・。

一見すると、インフラとしてのコミュニケーションに問題はなさそうです。こうした場合、どうしたら結果が出せるか。どうやったら業績が良くなるかに焦点を当てがちです。 実は、チームワークの良さに落とし穴があります。
チームワークの良さとは本来、目標達成に取り組むなかで育まれるものです。問題が生じればボジティブな思考でどう壁を乗り越えるか、アイデアを寄せ合い試行錯誤をしながらも前進するチームの姿です。メンバーの中には何かしらの高揚感が生じるはずです。  このチームの仲の良さは、表面的にはという注釈がつくのです。つまり、インフラとしてのコミュニケーションが未整備ということです。このメンバーには「波風を立てない」「雰囲気を壊さない」という意識が強かったのです。これは典型的な「ことなかれ体質」です。

カルテ2

ネガティブ体質

私鉄駅前のあるクリニック

ドクター、数名の看護師と医療事務員の構成。ドクターは優しく患者からの評判は悪くないのだが、看護師の離職率が高く、入れ替わりの激しいスタッフが、患者に少なからず不安感を与えている。

看護師の仕事はどこも大変です。仕事が大変でも職場環境、つまり人間関係が良好なら辛いことも我慢できるかもしれません。医療関係にかぎらず、離職率の高さとコミュニケーションの不都合、不具合は比例するものです。
このクリニックの場合、患者さんには優しいドクターですが、他のスタッフとは業務上の伝達、連絡だけでした。
このクリニックのインフラとしてのコミュニケーションは一方通行。実は、看護師からドクターへと流れるコミュニケーションのパイプがなかったのです。コミュニケーションのインフラとして、この一方通行は致命的です。また、看護師同士も業務伝達をするだけでした。ドクターのコミュニケーションスタイルがスタッフの疎外感、不安感を引き起こし、ネガティブ体質となってしまったのです。

カルテ3

個人プレー体質

着物や和装小物の販売会社

モチベーションアップのためにインセンティブを用意。それが功を奏し、販売への取り組み意識が高まったのは良いのだが、スタッフ同士の雰囲気が悪くなり、お店全体の売上も期待したほど伸びていない。

インセンティブは『励ます』という意味のラテン語。個人の売上目標の達成度に応じた報奨金制度を設けることで、スタッフのやる気を喚起できたまでは良かったのですが、インフラとしてのコミュニケーションがほとんど存在しないほどの個人主義を増長させてしまいました。自分さえよければという思いが強くなることで、横の連携を欠き、情報共有、一体感の無さが結果としてお客様へのサービス品質を低下させたのです。
インセンティブを有効な施策として機能できるかどうかも、インフラとしてのコミュニケーションが鍵を握ります。売上目標とは別の目標が必要な場合もあります。インフラとしてのコミュニケーションが整っていれば、そうした目標はみんなの納得感を持って設定できます。

カルテ4

リーダー依存体質

幹線道路沿いのある飲食チェーン店

ベテランアルバイトが念願かなって店長に昇格した。知識、経験に自信のあった新店長はエネルギッシュに店舗運営に取り組み、見事に目標を達成。ところが、他のメンバーのモチベーションは日に日に下がり・・・。

新店長の豊富な経験にもとづいたリーダーシップにより見事に目標達成。チーム力をさらにアップして連続達成だ、と盛り上がっているのは自分だけ。他のメンバーのモチベーションは下がる一方で、このままでは2期連続の目標達成は難しい。チームには一体何が起きているのだろうか。
この店舗のインフラとしてのコミュニケーションは前述のクリニック同様、一方通行です。最初は双方向だったのでしょうが、店長に昇格し、結果を出そうと頑張りすぎたことが、一方通行のコミュニケーションインフラをつくったのです。これではスタッフのモチベーションが上がらず、ましてやアイデアや提案は出てきません。
チームの構成メンバーが変わればインフラとしてのコミュニケーションは変化します。メンバーへのアンケート(リレーションサーベイならびにリレーションスコア)により、チーム内コミュニケーションの変化を捉え、チーム運営に活かしていくことがチーム力アップ、チームの成長へとつながります。

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